こんにちは🍀
インフルエンザや風邪が猛威を振るう冬が終わると、急に断乳の問い合わせが増えてきます。
最近は毎日のように問い合わせがありますので、今日は断乳についてお話ししたいと思います。
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🐣断乳と卒乳🐥
母乳のやめ方はたくさんありますが、おおざっぱに分けると「断乳」と「卒乳」とに分かれるでしょう。
簡単に説明すると「断乳」はお子さんが成長し、もうそろそろおっぱいをやめても大丈夫かな・・・と、ママが感じた時におっぱいをあげないようにします。それに対して「卒乳」は、お子さんが自分の意志でおっぱいを飲むのをやめることを言います。
どちらもやめるという点では同じですが、意味も方法も全く異なります。
おばあちゃんから「昔はおっぱいを飲ませないようにするために、からしを乳頭に塗った」という話を聞いたことはありませんか?これは断乳です。ママ側に主導権があります。(注:桶谷式の断乳ではからしもわさびも塗りません😖おっぱいに可愛い絵を描きます😀)
また「成長とともにだんだんおっぱいを飲む回数が減ってはいたが、ある日おっぱいを飲まなくなった」 これは卒乳です。
子ども側に主導権があります。
さてどちらがいいか・・・と、ママも迷うところですね。
よくママから正解はどちらかと質問されますが、これに答えは無いんです。それぞれの授乳スタイルやママとご家族の考え方があるでしょうから、ご自分に合う方法を選ぶのがいちばんいいでしょう。
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🐣桶谷式断乳法🐥
私が取り入れている方法は「桶谷式断乳法」です。断乳といってもただおっぱいを飲ませなければいいというような単純なものではありません。
成長したお子さんが生まれて初めての小さな我慢を体験して乗り越え、それから先はおっぱいは飲まなくとも、今までと変わりない愛情を注いでくれるママとの信頼関係を築いて行って欲しいという願いが込められています。またママの苦痛を最小限に抑えられるように配慮しながらおっぱいのケアを行い、乳房機能が順調に安全に低下していくように生活上のアドバイスもします。
桶谷式の断乳法を行うにあたって私達認定者は、時間をかけてお子さんの成長を注意深く観察し、
時期は適切か、
安全におっぱいをやめることが可能か、
やめることによって自立への小さな第1歩を踏み出せるか、
ママは断乳することに迷いは無いか、
ご家族と意見は一致しているか、
おっぱいの状態に異常は無いか、
その他親子を取り巻く環境や季節・・・などなど・・・
とてもたくさんの事を確認しています。そうしていよいよ断乳の時期を決め、ママのおっぱいの状態に合わせた施術のスケジュールを組み立てます。
桶谷式の断乳スケジュールを調べてご自分で断乳する方もいらっしゃるかと思いますが、もし可能でしたら、断乳する前に認定者にご相談いただけると嬉しく思います。
私は迷っているママから相談を受けた時には、断乳・卒乳両方の良いところと、ちょっと大変なところをお話しします。その上でママ自身に決めていただきます。
それでも迷うママとは、さらに時間をかけて話し合います。それほどおっぱいをやめるという事は、ママとお子さんにとって重大な事だと思っています。
まずはお気軽にお電話下さい😊
おがわ🌷